2009年12月 のアーカイブ

レポート ラブ・ジ・アース ミーティング6th

2009年12月11日 金曜日

ラブ・ジ・アース レポート(ラブジ公式サイト寄稿文)
2006年4月9日 新潟県柏崎市 みなとまち海浜公園

4月9日、通算6回目を数える海岸清掃イベント、
ラブ・ジ・アース ミーティング6thが開催された。

今回は初の日本海側での開催。
会場となる新潟県柏崎市のみなとまち海浜公園は、
マリンスポーツや花火大会等のイベントでにぎわう場所だ。
そんな多くの人が集まるレジャースポットであるにもかかわらず、
水害や、中国や韓国など外国からの漂着ゴミで
海岸が汚れてしまっている現状を、
ニュースでたびたび報じられているのを目にしていた。
そこで、我々バイク乗りが少しでもお手伝いできないかと思い、
自治体にラブ・ジ・アースミーティングの話を持ちかけたところ、
こころよく受けてくれたのだ。
自治体が非常に積極的で、いろいろと
便宜をはかってくれたおかげで、
毎年海岸清掃を行なっている地元のボランティアと
協同で清掃を行なうことに。
さらに周辺地域の施設やコンビニに
ラブ・ジ・アースの告知ポスターを貼ってもらい、
地元の新聞社やラジオ局からも取材を受け、
多くの地域住民の方々に参加を呼びかけることができた。
もちろん、ラブ・ジ・アース実行委員会も
東京・大阪の各モーターサイクルショーでのPRや、
協力2輪誌による広告、
バイクショップ数百店舗におけるポスター掲示、
ラブ・ジ・アース ブログ等でのリリースなど、
十分な告知をすることができた。

問題は、天気である。
毎度お馴染みになった感があるが、
開催数日前の天気予報は雨。
全国的には気温も上がり、
桜の開花に春の到来を実感していていたのだが、
新潟県は昨年の大寒波を引きずってか、
まだまだ寒さが残っているようす。
天気図を見ると低気圧が日本海にどっかりと居座っている。
とにかく天気に恵まれないイベントである。
「最低気温2度」の予報に、
あわててタンスにしまってあった
冬物の上着をひっぱり出したのだった。

イベント前日、早朝に東京を出発。
関越トンネルを抜けるとみぞれが降り出していた。
会場に近づくにつれ風が強まり、いざ会場入りしたときには
傘を開けば一瞬で破壊され、鳥が前に飛べないほどの暴風雨。
あげくの果てに雹(ひょう)まで降り出す始末。
まさしく春の嵐である。
あまりの悪条件に、準備作業を続けるのは危険と判断。
早々の引き上げを余儀なくされた。
台風クラスの暴風雨で、明日も続けば中止もありえるが、
予報によれば天気は回復傾向にあるようなので、
とにかく明日へ備えることに。

イベント当日。
予定を早め、早朝5時から曇天の下、準備を開始した。
イベントも6回を数え、スタッフの作業も手慣れたもので、
なんとか開場時間に間に合った。
時間が経つにつれて天気も良くなり、
開場時間の9時30分には晴れ間も差し込んだ。

しかし、関越道ではいまだチェーン規制が入るほどの雪で、
首都圏からの来場が極めて困難な状況らしく、
ブース出展を予定していた方から、
無念のキャンセルの電話が来た。
さらに冨山方面から会場に向かっている参加者から、
「大雨ですが、本当にやるんですか?」という電話が。
どうやら柏崎市を通過した低気圧が、
今朝この会場に向かっているライダーを襲っているようなのだ。
地元の方の話では、この時期に関越に
チェーン規制が入るのはここ近年なかったことで、
昨年のこの時期は汗ばむほどの天気だったらしい。
それでも、地元ライダーや、
前日から新潟入りをしていた遠方からのライダー、
そして地元ボランティアの4輪車が続々と来場し、
会場はにぎやかになっていった。

受付を済ませ、ゴミ袋を手に清掃エリアに向かった参加者を
待ち受けていたのは、大量のゴミ。
流木、葦、魚網、ポリタンクやタイヤ、
バッテリーにキャタピラまで、
浜からあふれたゴミが海面を漂うほどである。
なかにはハングル文字で書かれた舶来品も漂着していた。
手のほどこしようがないかのように思える光景を前に
「こんなの人力じゃ手に負えないよ…」
とつぶやく人も。
しかし
「まぁできるとこまでやってみようよ!」
と一念発起。全員で力をあわせた懸命な清掃で、
海岸はみるみるうちにキレイに。
2時間で集まったゴミは、なんと18トンにものぼった。

午前中の海岸清掃を終え、
午後からは恒例のステージイベントがはじまった。
実行委員会会長の北村、
2輪ジャーナリストの佐藤信哉氏、
そしてプロライダーの鶴田竜二氏の3人で
トークショーの司会を進行。
弱冠16歳のプロライダー、高橋巧選手のインタビューや、
ホンダとヤマハの広報担当によるHY戦争再燃?の
爆笑トークで大いに盛り上がった。
また自治体からジャンケン大会の景品に
コシヒカリが用意されるなど、
粋な振る舞いがさらに会場のボルテージを上げた。
そしてステージを囲むようにして並んだイベントブースでは、
電動バイクやキッズバイクの試乗会、
地元物産品コーナーなど充実した内容で参加者は
最後まで楽しんでいたようだ。

厳しい気象条件にもかかわらず、
ライダーと地元ボランティアを合わせて
約550名の人たちが参加してくれた。
途中で参加を断念した人たちも多かったであろうことを思うと
残念でならないが、
バイク乗りからはじまったこの活動が、
地域の人たちとこのように交わることができた意義は非常に大きい。
ライダーが旅先で出会った土地を愛し、
地域の方がライダーを暖かく迎えてくれる。
このイベントが、そのような相互理解を深める
きっかけになれたら素晴らしいことだと思う。
小さな活動だけど、続けることでひとつひとつが結びつき、
少しずつ新しい動きにつながっていることを実感している。

さて、今年はあと1回、秋にも
ラブ・ジ・アース ミーティングを行ないます。
また昨年同様、各バイクイベントでも
PRブースを出展する予定です。
くわしくはブログをチェックしてみてください。
またみなさんと会える機会を楽しみにしています。

レポート ラブ・ジ・アース ミーティング5th

2009年12月9日 水曜日

ラブ・ジ・アース レポート(ラブジ公式サイト寄稿文)
2005年10月9日 静岡県御前崎市 マリンパーク御前崎

ライディングジャケットを着てちょうどよいくらいの気温になり
ようやく秋らしくなってきた10月の連休中に、
今年2回目の海岸清掃イベント、
ラブ・ジ・アース ミーティング5thが開催された。

秋雨前線の影響で、開催の1週間前から天気予報はずっと雨。
雨が降る中、ビシャビシャに水を含んだ砂浜でゴミ拾いをするのは
想像しただけでも気が滅入る。
「フツーのライダーなら雨だけでも敬遠するのに、
ましてゴミを拾いには来てくれないかなぁ…」
と憂鬱な気持ちのままイベント準備へ臨むことになった。

イベント前日、準備のため昼過ぎに会場の
マリンパーク御前崎に到着すると、
意外にも天気は晴れている。
「これなら明日も降らないでくれるかな」と希望を胸に、
早速準備へ。
だんだんと日も落ちはじめた頃にひととおりの準備を終え、
スタッフ全員で一足早い海岸清掃を行なった。
我々ラブ・ジ・アース実行委員は、
当日はイベントの運営に追われて海岸清掃ができないため、
前回の4thからイベント前日にゴミ拾いを行なうことにしているのだ。
短い時間で、少ない人数だが、
地球への感謝の気持ちを込めて丁寧に拾っていく。
会場のマリンパーク御前崎は
広大な芝生広場と弓なりの海岸で構成され、
コンサートやフリーマーケットなどのイベントや
マリンスポーツが盛んなところ。
また砂浜の奥のエリアは天然記念物にも指定されている
アカウミガメの産卵場所として有名らしい。
にもかかわらず、辺りはすごいゴミの量。
流木の多さもさることながらビニールやペットボトルなどの
人工物が足の踏み場もないほどに散乱している。
これらのゴミをウミガメが海藻と間違えて飲み込み、
死んでしまうのだという。
このことは、今回イベントに参加してくれたウミガメ保護団体の
「カメハメハ王国」が、出展ブースで写真を交えて解説してくれた。
マリンパークに来た観光客が捨てていったにせよ河川からの漂着にせよ、
人間が意図的に捨てなければこんなことにはならないと
思うとやるせない気持ちになる。
それにしてもスタッフ36名で結構な量のゴミを集めたが、
まったく拾いきれない。焼け石に水状態である。
果たして明日だけでキレイになるのかと、
今度は天気とは別の不安がよぎった。

10月9日、いよいよイベント当日。
多少の不安は残るものの、なんとか天気も晴れてくれた。
8時30分くらいからポツポツとライダーが集まりはじめ、
9時になるとだいぶ増えたので予定よりも若干早めに受付けを開始。
10時を過ぎた頃には前日までの不安が嘘のように、
海岸にライダーが溢れかえっていた。
また、マリンパーク御前崎内にあるサーフスクールのイントラクターが、
この日の授業を一時中断して生徒たちと共に海岸清掃へ参加してくれた。
ほかにも御前崎市役所や観光協会、地元の方々が
ポスター貼りなど積極的に協力して
このイベントを宣伝してくれたおかげで、
ライダー以外の人達も多く駆けつけてくれたのだ。
このようなライダーと地域の人達との一体感は、
ラブ・ジ・アース ミーティングの醍醐味だろう。
こうして、海岸の奥の一部は若干たどり着けなかったものの、
参加者の懸命なゴミ拾いによって見事に美しい砂浜が蘇った。

午後からは、芝生広場でミーティングを開催。
メインステージの両脇に色とりどりのイベントブースが立ち並ぶ。
メーカー、アフターパーツメーカー、アパレル、
他ジャンルのNPO団体など、たくさんの個性溢れるブースが
海岸清掃で汗を流したライダーを温かく迎えてくれた。
なかでも、4thにも参加してくれた環境マンガ家のつやまあきひこ氏が
子供に似顔絵を描いてあげるサービスは大好評だった。
一方、ステージイベントでは
ラブ・ジ・アース実行委員である鶴田氏が
レーススケジュールの変更により、
急遽来れなくなるという不測の事態が起こってしまった。
しかしながら今年8耐で5度目の優勝を果たした宇川徹選手、
往年のカワサキライダー清原明彦氏、
2輪ジャーナリストの川崎由美子さんが
ボランティアで応援に来てくれて、
トークショー、チャリティオークション、
ジャンケン大会とステージ上で大活躍。
実行委員の佐藤信哉氏、会長の北村と一緒に
会場を盛り上げてくれた。
また今回は参加者全員に行き届くのではないかというくらい
チャリティオークションやジャンケン大会の
プレゼント協賛品がたくさん集まった。
これもひとえにラブ・ジ・アースという活動を理解し、
支援してくださる方が増えているということなのだろう。
ライダー、メーカーやショップ、バイク雑誌など、
ラブ・ジ・アースへの協力のかたちは違えど、
みんなで力を合わせてラブ・ジ・アース ミーティングを
作っているということをしみじみと実感した。

この日、さまざまなジャンル・排気量のバイクで
集まってくれたライダーは、
地元静岡県と愛知県を中心に、西は岡山県、北は北海道など、
全国から500名にのぼった。
ボク達の願いが届いたのか、なんとか天気も最後までもったが、
参加者の誰もが雨の中のゴミ拾いを覚悟した上で来てくれたはず。
その心意気に胸が熱くなった。

さて、今年のラブ・ジ・アースのイベントはこれで全て終了です。
けれどラブ・ジ・アースの心である、地球を愛し、人を愛し、
思いやりある行動を心がける気持ちは常に持ち続けてくださいね。
ラブ・ジ・アースのステッカーを貼ったバイクに跨る
“カッコイイ”ライダーがもっともっと増えますように。
また来春、ラブ・ジ・アース ミーティングか、
どこかのイベントに出展するPRブースでお会いしましょう!

レポート ラブ・ジ・アース ミーティング4th

2009年12月8日 火曜日

ラブ・ジ・アース レポート(ラブジ公式サイト寄稿文)
2005年4月24日 茨城県東茨城郡大洗町 大洗海岸・大洗サンビーチ

暖かい日がつづき、
ようやくバイク乗りも過ごしやすくなってきた4月。
ラブ・ジ・アースにとって今年初めてのビッグイベント、
ラブ・ジ・アースミーティング4thが行なわれた。

場所は茨城県大洗町。
北海道行きのフェリーで有名な大洗港にもほど近い、
ツーリングライダーゆかりの地である。
この辺りは観光スポットとして有名な場所だが、
その分たくさんの観光客が訪れ、
どうしてもゴミが砂浜に残されてしまうらしい。
また近くを流れる利根川の上流から来る大量のゴミが
この周辺の海岸一帯に漂着するのだという。
悲しいことにどちらも原因は人間の行為である。
ラブ・ジ・アースミーティングを通じて、
こんなことをしてしまう人々にも私たちの想いを届けたい。

今回は会場の都合により、
第一部の海岸清掃を比較的ゴミが多い大洗海岸、
第二部のミーティングをイベントスペースが大きくとれる
大洗サンビーチで行なうという
初の2会場制での開催を試みることに。
第一部会場から第二部会場までは3kmほど離れており、
果たして海岸清掃で疲れたライダーが
うまく第二部会場へ移動してくれるだろうか…不安がよぎる。
そんな不安を抱きつつ開催前日、
スタッフ全員で会場準備をしているところに
地元のライダーがやって来た。
「明日のミーティングの流れを教えていただけますか。
今回は午前と午後で会場を移動することもあって、
遠方から来た方には分かりにくいかもしれないんで、
私たち地元の人間がうまく案内できればと思って」
まさに我々が一番心配していたことを気にかけてくださり、
わざわざ前日から駆けつけてくれたのだ。
これは本当に心強かった。
また、これも初の試みだが、
前日にスタッフだけで海岸清掃を行なった。
これまでのミーティングで、
我々実行委員はそれぞれの持ち場につきっきりで、
なかなか自分たちではゴミを拾うことができていない。
そこで今回、
当日は第二部会場として清掃予定のない
大洗サンビーチの方で行なうことにしたのだ。
いつもミーティングに集まってくれているライダーのみなさんと、
スタッフ全員が同じ経験を共有できる良い機会となった。

さていよいよ24日、ミーティング本番。
昨年はとにかく天気に恵まれず過酷な気象条件下での開催だったが、
今回は朝から久々の快晴で、
これならばたくさんの来場が期待できるのでは…と胸が躍る。
午前8時を過ぎたあたりから、少しずつライダーが集まり始めた。
9時をまわるころには、
排気音がとぎれることがないくらいに続々と集結し、
やがて駐車場はバイクでいっぱいに。
到着したライダーは受付でステッカーをもらい、
ゴミ袋を手に広大な砂浜へ繰り出してゆく。
広い砂浜に大勢のライダーが
広がっている光景は壮観である。
海岸は幅が狭く、横に長く伸びていて、
ややキツめな傾斜になっている。
スニーカーを履いている私たち実行委員でも辛かったくらいだから、
ブーツのライダーはさぞかし大変だったことだろう。
それでも、皆すすんで遠くの砂浜までゴミを拾いに行ってくれて、
清掃終了時には、広い範囲にわたって美しい砂浜がひろがった。
そして海岸清掃終了のアナウンスをしつつ
二部会場への移動を促すと、
当初の不安が嘘のように
ゴミ拾いを終えたライダーは驚くほどスムーズに移動してくれた。

午後からは場所を第二部会場の
大洗サンビーチに移してのミーティングである。
12時頃になると一部会場の海岸清掃を終え、
昼食を済ませたライダーが続々と集まり始めた。
イベント会場にはたくさんのブースが集まり、
ちょっとしたお祭り気分が味わえる。
バイクグッズやパーツ、ウェアが並び、電動バイクの試乗会や、
バイクにまたがって記念撮影をしてくれるサービスがあったりと、
小さい規模ながらかなり充実した内容である。
また鈴鹿サーキットがこの日のために、
特別にキッズバイク試乗会を用意。
子どもが転んでもケガをしないように、
専用設計されたコースを設置。
家族連れの参加もおおく、
子どもたちも楽しんでくれたようだ。
一方、ステージでは恒例のトークショーを開演。
ラブ・ジ・アース実行委員会会長の北村明広と、
実行委員である鶴田竜二・佐藤信哉両氏が、
ボランティアで駆けつけてくれた2輪ジャーナリストを
ゲストとして迎えるかたちですすんでいく。
フリージャーナリストの川崎由美子さん、
ジパングツーリング編集長の田中淳麿氏、
タンデムスタイル編集長の斎藤直人氏、
環境マンガ家のつやまあきひこ氏が
順番にステージに上がり、
この活動に対するそれぞれの熱い想いを語ってくれた。
またこの日は、ラブ・ジ・アースの活動を通じて出会った
音楽関連の環境活動団体「GREEN STYLE」や
新潟県の中越震災復興ボランティア団体「中越元気村」など
異なるジャンルで活躍している方々も
ブースを出展してくれた。
今までは日常で交わることのなかった人たちが、
ミーティングをきっかけにお互いを知ることができたのだ。
そして普段の環境は違えど、
最終的にはみな同じ方向を向いていることを
共通の意識として持つことができた。

この日は最後まで素晴らしい天気のまま終わることができ、
参加者数も過去最高となる650人にのぼった。
もちろん、これだけの人数が
集まってくれたのは晴天の恩恵だけではなく、
開催の告知広告を掲載してくれたたくさんのバイク雑誌、
そしてコンビニ、ガソリンスタンド、宿泊施設、健康ランドなど、
大洗町のあらゆるところに
ラブ・ジ・アースのポスターを貼ってくださった
役所や地元住民の方々の協力があってのこと。
心から感謝したい。
私たちの活動はまだほんの小さなものかも知れない。
ただ、一人でも多くの人が声を出し、行動することで、
それぞれが少しずつつながっていく。
そして少人数ではできなかったことが
出来るようになってくる。
それを確信することができたミーティングだった。
「地球に、社会に少しずつでも恩返しよう」
この気持ちをいつも胸に抱きながら、
今度はまた、今秋に開催予定の
ラブ・ジ・アースミーティング5thでお会いしましょう!

レポート ラブ・ジ・アース ミーティング3rd

2009年12月7日 月曜日

ラブ・ジ・アース レポート(ラブジサイト寄稿文)
2004年10月10日 静岡県浜名郡新居町 新居弁天海浜公園

ラブ・ジ・アースの活動を始めて2年が過ぎ、いよいよラブ・ジ・アース ミーティング3rdが間近に迫ってきた。今年5月に開かれたラブ・ジ・アースミーティング2ndから今回のイベントに至るまで、雑誌で の宣伝以外にも他のさまざまなイベントでラブ・ジ・アースブースを出展し、活動の普及に努めてきた。地道な宣伝の甲斐あって、会員数も2,000人を超え ている。そしてイベント開催日は、日本で最も天気の良い日として、かつて東京オリンピックの開催日にもなった10月10日を選択。これまでのラブ・ジ・ アースミーティングの来場者数は、1stで約600人、2ndは400人だが、現在の会員数と3rd開催の日程からみても今回はこの数字を大きく上回る期 待があった。が、しかし…いよいよラブ・ジ・アースミーティング3rdまで1週間を切ろうかというところで、太平洋沖に台風22号が出現。予報ではイベン ト開催日に、まさに会場である静岡県を直撃する恐れも。台風の勢力は、今年たくさん本州に上陸した中でも最大、数年振りの超大型台風。この日からミーティ ング開催直前まで、天気予報とのにらめっこが続いた…

10月8日金曜日、出発前夜。ボクたちラブ・ジ・アース実行委員は、イベント準備のため会場に前日入りする予定なのだが、天気予報ではやはり9日、実行委員チームが静岡へ向かうところへちょうど台風が直撃するとのこと。テレビでは気象庁が臨時記者会見を開いて、しきりに外出を避けるようにうながしている。スタッフ一同に不安がよぎる。一時はミーティング中止かとも議論になったが、どうやらミーティング当日の10日には台風も抜けて晴れるという予報だったので、意を決して翌日、東京を発つことに。

10月9日土曜日。台風22号は予報どおり静岡へ上陸、そのまま関東へと北上していった。われわれは東名高速道路上で台風に遭遇。スリップ事故がそこかしこで多発する中、とにかく安全運転でなんとか切り抜け、会場となる新居弁天海浜公園へ無事にたどり着いた。普段、こういったイベントは開催前日に9割方準備を済ませてしまうのだが、今回はやむなく当日に準備をしてそのままイベントへ臨むことになった。
10月10日日曜日、ミーティング当日。早朝5時から、大急ぎで準備が始まった。すると台風一過で晴天のはずの空にたちまち黒い雲が立ちこみ、突然の豪 雨。しばらくして止んだと思うとまた降り出すありさまで、作業は難航した。海岸へ足を運ぶと、膨大なゴミの量に驚かされた。多くが家庭ゴミだが、台風の直 後とあって、灯油缶、バケツ、タイヤやフェンダーなどの自動車部品など、大きなゴミも見受けられる。流木もかなりの量で、家を建てられそうな角材がまるご と転がっている。広大な砂浜が、まんべんなくゴミで覆われている感じだ。果たして2時間でこの砂浜をどこまできれいにできるのか、そしてこんな気象条件の 中、いったい何人のライダーが来てくれるのか、不安が募る。

まもなく海岸清掃開始時刻の10時にさしかかろうとしたとき、ようやくライ ダーが集まり始め、11時頃になると海岸はゴミ袋を持ったライダーで埋め尽くされた。度重なる雨で少々気持ちが沈み気味だったスタッフたちにも元気が戻っ た。いっぱいになったゴミ袋を持つライダーの顔はみんな笑顔で、楽しくて仕方がないという風に、新しい袋を持ってまた浜へ戻っていく。夫婦、カップル、小 さな子供連れの家族まで、ゴミ拾いという一般的にはあまり喜ばれないはずの作業を、笑顔で一生懸命に取り組んでくれている。海岸には地元サーファーの姿も 多く見受けられた。台風後の高波で、絶好のサーフィン日とのことらしい。中には、普段見慣れないバイク乗りが一心不乱にゴミを拾っている姿を見て、「なに かイベントでもやってるんですか?」と聞いてきて、事情を話すと一緒にゴミ拾いをしてくれる人もいた。一緒に拾っていない人に「手伝ってください!」など と押つけがましいことを言うつもりはないが、ボクたちの姿をみて何かを感じてくれれば、という願いを込めて、いっそう真剣にゴミ拾いを続けた。海岸清掃イ ベント終了後、集まったゴミの量はトラック4台分にも及び、台風の直後とは思えないほど美しい砂浜が広がっていた。

午後からは会場を海浜公園駐車場に移してステージイベントを開催。イベント会場にはステージを取り囲むようにしてメーカーやバイクショップの ブースが立ち並び、賑わいをみせている。ブース出展された方々は、こういう活動に参加してくれたライダーたちに少しでも楽しんでもらえるようにと、採算度 外視、休日返上で駆けつけてくれている。いつもながら本当に感謝。ステージ上の進行役は2輪雑誌でおなじみで、ラブ・ジ・アース実行委員のメンバーでもあ る佐藤信哉氏と鶴田竜二氏。当日、ボランティアとして駆けつけてくれたプロライダーの清原明彦氏、梁明氏、渡辺篤氏らを交えて、雑誌では書けない暴露トー クショー、ジャンケン大会、記念撮影、サイン会などで大いに盛り上がった。ステージ上で挨拶をした会長の北村は、雨にも負けず参加してくれたみんなを想 い、感極まって男泣き。最後は参加者全員でお互いを拍手で称えあい、イベントを締めくくった。

この日、さまざまなジャンル、排気量のバイ クで集まってくれたライダーは400人にのぼった。前回、前々回とさほど変わらない数字に思えるが、今回のあまりにも過酷な条件下では奇跡的な人数だろ う。ボクたちはこのかけがえのない一日を共に過ごした400人を誇りに思うとともに心から感謝したい。今年のラブ・ジ・アースのイベントはこれで一段落。 また来年、みなさんと、そしてラブ・ジ・アースに新たに賛同してくれる仲間とお会いできることを心待ちにしています。

ラブレポ MotoGP 第15戦 日本グランプリ

2009年12月6日 日曜日

ラブ・ジ・アース レポート(ラブジブログ寄稿文)

2006 MotoGP 世界選手権シリーズ第15戦 日本グランプリ
2006.9.23(sat)24(sun)栃木県 ツインリンクもてぎ

世界最高峰のロードレース“MotoGP”の日本グランプリへラブ・ジ・アース ブースを出展。
MotoGPは、990cc未満の4ストロークマシンを用いるMotoGPクラスをトップカテゴリーに、250cc、125ccの3クラスで行なわれ、世界各地で年間17戦を転戦する。
ここツインリンクもてぎでいよいよ終盤戦を迎え、ライダーとピットクルーの緊張感が観客席まで伝わってくるようだった。

特に日曜日に行なわれたMotoGPクラスの決勝は“乱戦ジャパン”
という今年のサブタイトルらしく、大混戦。
昨年の日本グランプリの覇者、ドゥカティのロリス・カピロッシの連覇により、ポイントランキングでは1位から5位までのどの選手も優勝の可能性があるという結果になり、最終の17戦まで目が離せなくなった。

またレースの合間には、メーカーブースや飲食ブースが立ち並ぶイベントスペースが多くの来場者でにぎわった。
外国人客も多く、「さすがに国際レースなんだなぁ」と実感。
ラブ・ジ・アースブースにも、海外在住でこのレースを見るために帰国しているという方が、
「日本に住んでなくても参加していいですか?」と来てくれた。
「もちろん大丈夫です!」と、さっそく会員になってもらった。
ラブ・ジ・アースは外国の方でも会員になれるのだが、
実際に外国人客がブースを訪れたときのこと…

(外)  「Love the earth?」
(ボク)  「イ、イエース」
(外)  「Oh! ×××××××?(←何を話しているか分からない)」
(ボク)  「・・・・・・(無言で笑顔)」
(外)  「・・・・・・(無言で笑顔)」
(ボク)  「・・・・・・(無言で笑顔)」
(外)  「Good Luck!(ウインクして去っていく)」
(ボク)  「サ、サンキュー」

…ラブ・ジ・アースを世界に広げるために
語学力の必要性を痛感させられたイベントだった。